京王井の頭線浜田山駅近くにある本格的なフリーウェイト特化型ジム、パワーフィットスタジオZEROの義田です。
パーソナルトレーナーは人気の職業です。
正直、フィットネス業界は安い給料というイメージです…
しかし、パーソナルトレーナーは実力次第で稼げる仕事です!
雇用されているかフリーランスかで別れますが、実力が伴えばパーソナルトレーナーは基本的に稼げます。
(パーソナルトレーナーの認知度/価値向上は、正直RIZAP台頭の恩恵が多大にあると思います)
今回は、売れっ子パーソナルトレーナーへの道という内容で、私が実施してきたパーソナルトレーナーへ道のりを深掘りしていきます。
「道」とはずっと続くという意味で、例えば空手道とは空手を生涯通じて探求していきます。
パーソナルトレーナーも一時的に稼ぐ!という職種ではなく、健康増進を通じた社会貢献活動であり今後とも永く続く必須産業です。
パーソナルトレーナーは自己成長と世間への認知を繰り返し、永く成果を出しつづけるという点で道ということです。
今回は基礎編、次回は独立/集客編と2部構成でお伝えします。
目次
売れっ子パーソナルトレーナーになるためには~基礎編~
自身のトレーニング経験から、もしくは純粋にお客様を変えたいという気持ちから、などパーソナルトレーナーを目指したい方は多いです。
パーソナルトレーナーを目指すにあたって、まず必要なことを分かりやすく質問形式で回答していきます。
Q1.パーソナルトレーナーになりたい!まずは何をしたらいいの?
いずれはパーソナルトレーナーを目指したいです。
何から実施すれば良いでしょうか?
A1.まずは自身のトレーニングに真摯に取り組みながら知識/スキルを身につける
まずは目標を持って自身のトレーニングをしましょう。
いづれ停滞したならば、知識やスキルを身につけて、さらにトレーニングをやり込みして成長し、トレーニングの深みを知りましょう。
一部トレーナー界隈の意見として「トレーナーは、自身のトレーニング実践よりも、お客様に提供できる知識やスキルの方が大切!」という考えもあり、間違いでは無いのですが…
あまり自身のトレーニングをしないトレーナーを何人か知っていますが、やはり継続的な成果を出している人が少ない印象です。
(自身のトレーニングを優先し過ぎて、お客様対応が雑になるのは論外ですが笑)
トレーニングを深く実施しないトレーナーは、料理の味見をしないシェフ、もしくは根性無しの豚野郎だと思っています。
トレーニングを深掘りするということは、提供するサービスを磨く以上の価値があると考えています。
どんなビジネスも根底として、熱意と実践力、修正力が大切です。
それが無いと、おそらく継続的な成果が出せずに、ビジネスの意欲も減退して先細りするのが目に見えています。
トレーニングに対して熱意を持った姿勢で取り組み継続し、できれば競技に出て酸いも甘いも知りましょう。
ビジネスの失敗は手痛いですが、競技ならば失敗しても生活に響きませんのでどんどん失敗して学びましょう。
失敗したら修正して、一定の成果を得るまで粘り強く継続していきましょう。
(ビジネスの成功よりも競技で成績を残す方が難しいと言われており、競技で成果を出せればビジネスでも上手くいくでしょう!)
athlete jobs アスリートがセカンドキャリアで優秀なビジネスマンとして活躍できる理由
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話が自己啓発的になりそれてしまいましたが、とにかくトレーニングを実践して自身の身体で知識/スキルを体現していきましょう。
(トレーニングに必要な知識は機能解剖学、栄養学、運動生理学、実際のトレーニングスキルになりますので、詳細は後半の質問で回答していきます)
そして、トレーニングによってカッコイイ/美しい身体になれば、トレーナーとしての説得力も増してきて一石二鳥です!
最悪パーソナルトレーナーになれなくとも一生物の身体ですし、挑戦しながら試行錯誤し、鍛え続けて成長することに間違いはありません。
自身のトレーニングに打ち込む日々を過ごして、その後にパーソナルトレーナーとしての働き方や学ぶべき知識を考えるようにしましょう。
Q2.パーソナルトレーナーの仕事をしたいです!いきなりフリーランスは駄目でしょうか?
パーソナルトレーナーになる場合、まずは就職して経験を積む方が良いでしょうか?
それともいきなりフリーランスでも上手くいくでしょうか?
A2.実務経験を積むために大手ジムに所属した方が無難
パーソナルトレーニングの実務経験は、何より指導やカウンセリングの場数が大切だと思っています。
例えば、トレーナー資格のNSCAやNESTAなどを取得し、基礎的な知識やスキルを習得したとしましょう。
その後、小規模なパーソナルトレーニングジムに所属したり、フリーランスで始めると指導の実務経験があまり積めないことが多いです。
(パーソナルトレーナー業は何より集客が大変で、小規模ジム所属やフリーランスでは指導数が少ない傾向にあります)
勉強や自主トレーニングで知識/スキルをインプットすることも大切ですが、アウトプットとして実際にお客様に接してみて学べることがかなり多いです。
ビジネスの基本は需要と供給のマッチングであり、お客様のカウンセリングや会話の中から需要を探し出し、それに合わせて供給するという作業が大切になります。
大手パーソナルトレーニングジムであれば、企業がしっかりと集客してくれてトレーナーは指導に没頭することが出来ます。
また、大手パーソナルトレーニングジムは研修も充実しており、未経験の方でもしっかりと学ぶことが出来ます。
しっかりと実務経験が積めて、パーソナルトレーナーとして自信が付いて来たタイミングで、その職場に不満が無ければそのままマネージメントも学び、マネージャーになるのも良いでしょう。
もし、その職場の理念や方針に疑問があり、確固たる自身のビジョンがあれば独立を視野に入れると良いでしょう。
必ずしも雇われが駄目、独立が正解という訳ではなく、自分自身が納得し安心してストレスフリーで仕事が出来る環境であれば良いのです。
Q3.パーソナルトレーナーが学んだ方が良い知識は?
パーソナルトレーニングジムに就職し、無事研修をクリアして指導が始まりました!
さらに学んだ方が良い知識はありますでしょうか?
A3.機能解剖学、栄養学、運動生理学は必須、あとは良いトレーナーを真似る、いやパクる!
パーソナルトレーナーはトレーニング指導と食事指導、カウンセリングが主業務になります。
トレーニング指導は機能解剖学を、食事指導は栄養学や分子栄養学を、そしてその両方とも関わる運動生理学を学ぶと良いでしょう。
機能解剖学とは、身体の役割を担う筋肉や骨、関節の名称/特徴/働きを理解し、身体の動きにどのように連動するかを学ぶ学問です。
人体の構造と機能は、フィットネス関連の仕事に就く上で理解しておきたい知識です。
まずは大きな筋肉や、オーソドックスなトレーニング種目に関連する筋肉、骨、関節から学んでいくと良いでしょう。
覚えることが多くて複雑なイメージのある機能解剖学ですが、実際のトレーニングをより効率良く効かせるため!という現場思考で学べば楽しくなります。
トレーニングで鍛えたい対象筋の起始停止(骨のどことどこに繋がっているか)が分かれば、単純にその2点が移動すればいいという単純思考でいくと良いでしょう。
筆者の場合は怪我や不調があると、その部位周辺の知識が付くので怪我も悪くないと思っています笑
機能解剖学が学べるおススメ本↓
栄養学とは、食事や食品、その成分である栄養素が身体の中でどのように利用されたり影響しているかを研究する、栄養に関する学問です。
まずは、七大栄養素(タンパク質、脂質、糖質、ビタミン、ミネラル、食物繊維、フィトケミカル)のそれぞれの役割や実際に摂取する方法などから学ぶと良いでしょう。
自分自身の食事を総摂取カロリー、PFCバランス(タンパク質:脂質:糖質のバランス)を数値化して確認と改善をしてみる。
次に、微量栄養素であるビタミン/ミネラルの量、食物繊維の量を算出して、必要量を満たしているかを確認、改善をしてみる。
の流れで、自分自身の食事の栄養評価を実施して改善するところから始めると良いでしょう。
分子栄養学が学べるおススメ本↓
運動生理学とは、運動によって身体にどのような変化が生じるのか、その現象と仕組みについて理解する学問です。
神経系、筋組織、関節や骨、循環器系、呼吸系になり、実際のトレーニングに則してこれらの項目を包括的に理解すると良いでしょう。
ボディメイクのみだとこの全ての要素を意識することはないですが、他の競技では神経系や呼吸系もより大切になるので学ぶ機会が増えるでしょう。
筆者はパワーリフティングと格闘技も実施しているので、より運動生理学を意識する場面が多くなります。
運動生理学が学べるおススメ本↓
実際のトレーニングについては、まずはオーソドックスなトレーニング種目の知識と実践の両方を追及していきましょう。
種目としては、スクワット、ベンチプレス、デットリフトのBIG3。
懸垂(ラットプルダウン)とショルダープレスを追加したBIG5。
更にブルガリアンスクワット、ダンベルベンチプレス、ダンベルフライ、シーテッドローイング、ベントオーバーロウまでがベーシックな種目となります。
アクセサリー種目として、リアレイズ、アップライトロー、サイドレイズ、アームカール、トライセプスエクステション、そして腹筋運動のバリエーションを充実させると良いでしょう。
トレーニングスキルが学べるおススメ本↓
と、パーソナルトレーナーに必要な学問/トレーニングスキルについて説明しましたが、何より大切なことは成果の出ている良いトレーナーを真似ることです!
実は筆者、他人をパクるのが好きです笑
そのトレーナーの知識やスキル、提案方法はもちろんですが、話し方や雰囲気が良ければそこも真似るのもオススメです。
何ごとも守破離で、自身の個性はだんだんと発揮していきましょう。
マニュアルや正しい知識に基づいた指導→良いトレーナーの指導方法や雰囲気を真似る→徐々に自分の個性や強みを発揮していく流れとなります。
Q4.お客様に好かれるパーソナルトレーナーになりたい!
まだまだ新米パーソナルトレーナーですが、お客様に好かれる良い方法はありますか?
A4.指導内容よりもまず清潔感、見た目、雰囲気が大切
お客様に好かれるための重要度として、清潔感>見た目>雰囲気(表情や声)>指導内容だと考えています。
清潔感は言わずもがな1番大切になり、体臭/口臭が酷かったりフケまみれだと指導以前の問題です…
綺麗好きになれ!という訳ではなく、最低限の清潔感や身だしなみ(筆者はたまに靴下やズボンの股下に穴が空いているので気をつけます笑)は意識しましょう。
次に見た目が大切で、トレーナーとして説得力のある身体をしているかが重要になります。
やはり目指したい体型の人に教わった方が頭に入ります。
トレーニングの7大原則として、過負荷性、漸進性、特異性、継続性(可逆性、反復性)、全面性、意識性、個別性があります。
意識性に沿うのであれば、なぜそれを実施するのかを納得する必要があり、納得することで高いパフォーマンスを発揮できるようになります。
納得という点において、何を言われるかよりも誰から言われるかが大切になる局面も多くなります。
ダイエットをするのに、デブトレーナーから〇〇すると良いと言われても、まずはお前がやれ〜!って突っ込みたくなります。
筋肥大したいのに、ガリガリトレーナーに何か言われても筋肥大しなそうな雰囲気になりますよね!
表情や声から得られる情報量は多く、印象の大半を占めます。
上機嫌は財産という言葉もある通り、いつも笑顔でハキハキしているのは接客業で大切なスキルです。
ボソボソしていたり、気分の波が激しいメンヘラトレーナーに指導は受けたく無いですよね?(一部需要があるかもしれませんが)
長く継続して頂くお客様は、指導内容よりもむしろそのトレーナーの雰囲気が好きで元気を貰っているところもあると思います。
以上の清潔感、見た目、雰囲気を良くした上で、指導内容が重要になっていきます。
指導内容は次の質問で深掘りします。
Q5.お客様に満足して頂ける指導を極めたい
清潔感、見た目、雰囲気が大切なのは分かりました!
お客様に満足して頂ける指導内容はどのようにしたら良いでしょうか?
ゆくゆくは指導だけではなく、営業も上手いパーソナルトレーナーになりたいです!
A5.ビジネスは需要と供給のマッチング!お客様のニーズに沿った提案を
よく、〇〇を学んだからとか、〇〇が得意です!と提供する側の都合になってしまいがちです。
1番大切なことはお客様のニーズ(需要)を感じとり、それに沿って提案/提供することになります。
ダイエットに来ているのに増量を提案するのはもちろん間違えていますが、その人の性格や生活にあったトレーニングや食事指導も大切になります。
その引き出しの数を増やすために知識やスキルを学びますし、やはりカウンセリング/指導の場数も大切になります。
トレーニングはストイックにやりたいけど食事をそれなりにしたい人がいたり、トレーニングで追い込むのは苦手だけど食事を頑張れる人がいたり、経営者で飲み会が多い、身体が硬くてどうしようもない、すぐに酸欠になってしまう、自炊は絶対にやりたくない人、など十人十色で必ずしもマニュアル通りいかないものです。
その人の性格や生活をカウンセリング/トレーニングで感じとり、それぞれのニーズに合った提案/提供をしていくことを心掛けていきましょう!
体重、体脂肪率、筋肉量、見た目の変化といった成果はもちろん大切ですが、お客様に寄り添った上で最善の提案ができるように心掛けていきましょう。
まとめ
パーソナルトレーナーを目指すにあたって、
・自身のトレーニングや競技を頑張って深みを知れ!
・まずは大手パーソナルトレーニングジムに勤めて実務経験を積むこと
・機能解剖学、栄養学、運動生理学、そして良いトレーナーから学べ!
・指導内容以前に清潔感、見た目、雰囲気を良くすることから
・お客様のニーズを理解してから提案するマッチング力が大切
が、筆者の中での重要項目になります。
以上のことを意識して、パーソナルトレーナーを目指し行動すると良いでしょう。
次回は売れっ子パーソナルトレーナーへの道~独立/集客編~になります。
乞うご期待!
以上になります!
当パワーフィットスタジオZEROでは、他のフィットネスジムよりもフリーウェイトに特化したフィットネスジムであり、トレーニング中級者以上の満足度の高い良いトレーニング環境となるでしょう!
あと、パーソナルトレーニング指導もしておりますので、スクワット、ベンチプレス、デットリフトをしっかりと学びつつ、他のダンベルやマシン種目なども学んでボディメイクもしたい方にもおススメです。
初回ビジター利用無料やパーソナル初回無料になりますので、興味のある方は下記のお問い合わせフォームにてご連絡お待ちしております!
↓
初回無料体験や見学、初回無料パーソナルトレーニングにつきましては事前に以下の方法でご連絡をお願い致します
電話番号:050-5362-7586
メールアドレス: postmaster@power-fit-studio-zero.com
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