こんにちは!京王井の頭線浜田山駅近くにある本格的なフリーウェイト特化型ジム、パワーフィットスタジオZEROの濱田銀河です!
東京都内でパワーリフティング練習もできるコスパの良いフィットネスジムにもなります。
今回は、パワーリフティングを行ってる方向けに、試合で最大限のパフォーマンスを発揮するための考え方を共有していきたいと思います。
練習では、納得いく動きができるのに、試合になると上手くパフォーマンスが発揮できない、勝負弱い、そんな方におすすめの記事となります。
コンフォートゾーンに留まることの問題
普段のトレーニングにおいて自分が最大限パフォーマンスを発揮することができるように環境を整えてトレーニングを行うこと、即ちコンフォートゾーンでのトレーニングが競技力を向上させるのにベストであると考えている方が多いと思います。
例えば、試合形式の試技は体力的にフレッシュな状態で行う、自分の好きな音楽を聴いてのトレーニング、使いやすいラック等でのトレーニング等です。
自分のポテンシャルの最大値を引き出すために、このような”こだわり”を持つことは競技者として素晴らしいと思います。
しかし、コンフォートゾーンのみで行うトレーニングだけでは、大会において真に強い競技者には成ることはできないのではないかと思います。
ではなぜコンフォートゾーンでのトレーニングだけではダメなのでしょう?
それは”試合で勝つためには不快と感じる環境でのパフォーマンス発揮が求められる”からです。
パワーリフティングの試合を例に出すならば、試技に入るまでの待ち時間、審判のコールのタイミング、試技が進行するに連れて蓄積する疲労、プラットフォームやラックのコンディション、ライバルとの競り合いの中でのプレッシャー等、自分にとって不快な状況でパフォーマンスを最大限発揮することが重要になります。
つまり、多種多様な環境に適応し、最大限のパフォーマンスを発揮する能力が重要になります。
多種多様な環境に適応しパフォーマンスを発揮するために
それでは、多種多様な環境に適応し、最大限のパフォーマンスを発揮する能力を高めるためにはどのようにアプローチをするべきなのでしょうか?
それは、運動に対してノイズを加えていくことです。
このノイズは、「生体」「課題」「環境」の3つの要素から考えると良いでしょう。
この3つの要素は過去記事でも紹介した通り、運動を構成する3つの要素であり、これらの相互作用によって運動は成り立っています。
例えるとSQであれば、生体は身体の疲労度や身に着けているギア等、課題はしゃがみの深さやしゃがむテンポなど、環境はラックの種類や天井の高さ、シチュエーション等になります。
これらを1つもしくわ複数掛け合わせて、運動に対してノイズを加えることで多種多様な環境に適応し、最大限のパフォーマンスを発揮する能力が身に付くと考えられます。
パワーリフティングの場合のノイズ
ここからは、パワーリフティングという競技によりフォーカスして考えていきましょう。
パワーリフティングの場合は他の競技と比較するとコンフォートゾーンで動作を行いやすい競技だと思いますが、それでも競技に特異的なノイズを加えてトレーニングを行うことは重要になってくると筆者は考えています。
パワーリフティングで考えうるノイズ
パワーリフティングで考えうるノイズは以下のものがあるでしょう
生体・・・水抜きの有無、テーパリング後のフレッシュな状態でのSQ、SQ後の疲労度が高い状態でのBP、SQBP後の疲労した状態でのDL
課題・・・SQの深さの基準、BPの肘の判定の基準、コールの長さ、制限時間、重量の飛ばし幅、重量をだんだん上げていくという競技特性
環境・・・ラックやバーの種類、床の滑りやすさ、会場の歓声、ライバルとの重量争い、1本も落とせないプレッシャー、音楽無し
これら以外にも考えられるとは思いますが、これらの要素をトレーニングに盛り込むことは競技で成績を出すために重要になってくるのではないかと思います。
具体的なトレーニング法
具体的なトレーニング法としては、
生体については、BPやDLのトップセットの前にはあえて疲労が溜まるSQを行うようにする、ブロックピリオダイゼーションを採用し、テーパリングを行うブロックを採用してみる、もしくはテーパリングをしない
課題については、SQやBPの深さの基準を厳しくもしくは甘くする、BPで長く止める、60秒の制限時間を短くする、アップの重量の飛ばし幅をあえて大きくもしくは小さくする、アセンディングセットを採用する
環境については、普段と違うラックやバーを使用する、試合のケースを明確にイメージして行う、音楽をあえてかけない、曲調を変える、あえて人に見られながら行う
などがあります。
これらをみると、結局試合に出ればいいんじゃない?と思われる方も多いと思います。
筆者もそれには同意見であり、ある程度自分の納得のいく試技の形が60~70%できたら、できるだけ高頻度で大会に出て、様々な環境への適応力をつけていくことが重要なのではないかと考えています。
まとめ
いかがでしたか?
今回はパワーリフター向けに試合で最大限のパフォーマンスを発揮するための考え方を話していきました。
まとめると
・多種多様な環境に適応し、最大限のパフォーマンスを発揮する能力が重要である
・運動に対するノイズを加えることで適応力が身に付く
以上になります。
以上になります!
当パワーフィットスタジオZEROでは、他のフィットネスジムよりもフリーウェイトに特化したフィットネスジムであり、トレーニング中級者以上の満足度の高い良いトレーニング環境となるでしょう!
あと、パーソナルトレーニング指導もしておりますので、スクワット、ベンチプレス、デットリフトをしっかりと学びつつ、他のダンベルやマシン種目なども学んでボディメイクもしたい方にもおススメです。
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