京王井の頭線浜田山駅近くにある本格的なフリーウェイト特化型ジム、パワーフィットスタジオZEROの義田です。
東京都内でパワーリフティング練習もできるコスパの良いフィットネスジムにもなります。

「トレーニングはBIG3をやっておけばOK」
「重量が扱えるようになった!大会出てみようかな」
「どのくらいのレベル(重量)でパワーリフティング大会に出場しても良いの、恥ずかしくない記録は?」
みたいな感じで、最近特にパワーリフティングが人気のある競技になってきました。

プロレスラーの三富選手のデビュー戦。
他の競技からの参入も増えてきました。

パワーリフティング競技とは?

結論から言うと、事務手続き作業をして、やる気があれば誰でも地方大会に出場できます
全日本大会や日本グランプリなどは標準記録が設けられていますので、その記録を超えていると出場できます。
令和7年標準記録はこちらを参照してください。

パワーリフティングとは、スクワット、ベンチプレス、デットリフトをそれぞれ3試技(1回挙上)づつ行い、成功した最も重い重量を足したトータルが記録となります。
例えば、スクワット140〇(成功)150〇160×(失敗)でスクワット記録150㎏、ベンチプレス100〇105〇110〇でベンチプレス記録110㎏、デットリフト160〇170〇180×でデットリフト記録170㎏のトータル430㎏となります。

カテゴリーはベンチシャツやニーラップなども装着するフルギア(もしくはエクイップと呼ぶ)。
トレーニングベルトやリストラップ、ニースリーブなど最小限の装着でのノーギアになり、大半はノーギア部門から参入することが多いです。

フルギアのベンチシャツを着ている永井選手。
パワーリフティング
ノーギアのデットリフト試技の様子。

次に階級になりますが、男子59kg級、66kg級、74kg級、83kg級、93kg級、105kg級、120kg級、120kg超。
女子47g級、52kg級、57kg級、63kg級、69kg級、76kg級、84kg級、84kg超級。
例えば、男子で体重77㎏の場合は74㎏をを越えているので83㎏級になり、74㎏級に出る場合は73.9㎏以下にする必要があります。

最後に年齢カテゴリーになりますが、一般は全年齢、マスターズ1(以下、マスターズをMと略す)は40~49歳まで、M2は50~59歳まで、M3は60~69歳、ジュニアは19~23歳、サブジュニアは18歳までとなり、カレンダーイヤーが適応されます。

ルールの詳細はこちら「日本パワーリフティング協会ルールブック」を参考にしてみてください。

パワーリフティング大会出場に必要なこと

日本パワーリフティング協会(JPA)の選手登録該当大会エントリーが必要になります。
選手登録を済ませた上で大会にエントリーをします。
最近、競技人口が増えており、特に東京都管轄の大会エントリーはすぐに人数制限で〆切ます。
エントリー開始日時を把握して、すぐにエントリーを実施しましょう!

手続きなどの詳細はこちら「日本パワーリフティング協会各種窓口・お手続き」を参考にしてみてください。

必要な道具

必須:シングレット(吊りパン)、靴、ロングソックス、Tシャツ
推奨グッズ:トレーニングベルト、ニースリーブ、リストラップ
消耗品:液体チョーク、ベビーパウダー

デットリフト
もも裏周りが白くなっているのはベビーパウダーです。密着した腕とももの間が滑りやすくなるため挙上がスムーズになります。

パワーリフティンググッズの詳細はこちら「初心者必見!パワーリフティング大会の準備するものや当日の流れについて」を参考にしてみてください。

オススメの新人パワーリフティング大会

東京都パワーリフティング協会などで新人限定パワーリフティング大会を企画しており、毎年春~初夏にかけて開催されています。
パワーリフティング大会デビュー戦として出場される選手が増えています。

パワーリフティング大会デビュー戦のレベル感、みんなどれくらい挙げるの?

とは言え、日本人は人の目を気にする性質があります笑
ざっくりとデビュー戦のレベル感(=トータル重量の中央値や平均値)を簡単にまとめてみました。
参照しているデータは2025年東京都新人パワーリフティング大会の結果になります。
参加人数の少ない階級は2024年東京都新人パワーリフティング大会の結果も参照しています。
参加人数が3名以上は中央値(順位が真ん中の選手の記録)を採用し、2名の場合は平均値を採用しています。
参加人数が1名の場合はその方の記録を書いています。

あと、パワーリフティングの競技レベルが年々上がってきており、迷っている方は早めに参加した方が良いでしょう!

パワーリフティング
そんな中で勝ち続ける風花トレーナーは凄い!
女子57㎏級でトータル415㎏。

男子一般(全年齢)

59kg級335~480 中央値:367.5㎏ 8名参加
66kg級385~507.5 中央値:445㎏ 11名参加
74kg級250~630 中央値:455㎏ 35名参加
83kg級385~650 中央値:475㎏ 24名参加
93kg級470~667.5 中央値:567.5㎏ 5名参加
105kg級460~690 中央値:610㎏ 8名参加
120kg級500~715 平均値:607.5㎏ 2名参加
120kg超570㎏ 1名参加

男子マスターズ1(40~49歳)

59kg級 参加なし
66kg級 参加なし
74kg級400㎏ 1名参加
83kg級440~520 中央値:460㎏ 3名参加
93kg級365~427.5 平均値:390㎏ 2名参加
105kg級435㎏ 1名参加
120kg級 参加なし
120kg超 参加なし

男子ジュニア(18~23歳)

74㎏級475~507.5 中央値:500㎏ 4名参加
83㎏級410~610 中央値:500㎏ 4名参加
93㎏級572.5~607.5 中央値:605㎏ 3名参加
105㎏級487.5㎏ 1名参加
120㎏超級620㎏ 1名参加

女子一般(全年齢)

47㎏級202.5~265 平均値:232.5㎏ 2名参加
52㎏級185~257.5 中央値:240㎏ 3名参加
57㎏級212.5~272.5 中央値:247.5㎏ 3名参加
63㎏級185~287.5 中央値:257.5㎏ 3名参加
69㎏級217.5~237.5 平均値:225㎏ 2名参加
76㎏級265~300㎏ 平均値:282.5㎏ 2名参加
84㎏級207.5~320㎏ 平均値:262.5㎏ 2名参加
84㎏超312.5㎏ 1名参加

女子マスターズ1(40~49歳)

47㎏級230㎏ 1名参加
52㎏級207.5㎏ 1名参加
57㎏級272.5㎏ 1名参加
63㎏級207.5~267.5 中央値:250㎏ 3名参加
69㎏級255㎏ 1名参加

女子ジュニア(18~23歳)

57㎏級262.5㎏ 1名参加
76㎏級187.5㎏ 1名参加

以上になります!
この数値を見て、俺/私って意外と強い?と思われた方、是非パワーリフティングデビューしましょう♪

パワーリフティング大会デビュー戦の留意点

大会に出てみたい!と思ったそこのあなた、デビューするにあたり重要なポイントをお伝えします。

ルールを覚えよう!

パワーリフティングにはルールがありますのでルールに準じて試技をしましょう。
特に、動作のコール無視、ベンチプレスのお尻浮き、スクワットの深さが浅い、デットリフトの肩の返しが甘い、などのミスをして失敗試技になる印象です。

ルールを想定して練習しよう!

ベンチプレスでは胸に付けてからしばらく静止して合図を聞いてから挙げます。
ですので普段からボトムストップベンチプレスの練習は必須でしょう。
スクワットの深さはパラレルより深めのフルスクワットになりますので、フルスクワットの練習は必須です。

ルールの詳細はこちら「日本パワーリフティング協会ルールブック」を参考にしてみてください。

第1試技は無難でOK、現状をシビアに捉えよう

競技の特性上、次の試技は同じ重量か増やすしかできないので第1試技は軽めの重量設定が良いでしょう。
審判も人間ですので、例えばスクワットの深さ判定が厳しめ、ベンチプレスのボトムストップが長めなどのバラつきはどうしてもあります。
あらゆることを想定して無難な重量を第1試技にしましょう。

パワーリフティング
スクワット第1試技が赤(失敗)だと心に堪えるので笑
まずはしっかり成功させて次に繋げていきましょう♪

ウォームアップで手伝ってくれる人に感謝

試技前にウォームアップをしますが、会場スタッフ以外に皆さまにも手伝って頂いております。
選手自身もプレートの付け替えをなるべく手伝ったり、手伝って貰った場合はありがとうございますと礼を言いましょう。
私の経験ですが、選手のセコンドでラック近くに居たら「早く○○㎏にしてください!」と言われて、その選手についつい説教しちゃいました笑
(重い重量挙げる以外に、社会でもっと重要なことがあんねん!)

まとめ

パワーリフティング大会はJPA選手登録と大会エントリーをすれば参加出来ます。
記録が気になる方はこの記事のデビュー戦記録を参考にしてみましょう。
大会出場される方はパワーリフティングジムでルールを確認、ルールに準じた挙上を見てもらうと良いかもしれません。
東京都内のパワーリフティングジムはこちらを参考にしてください。
(当ジムのパーソナルトレーニングもおススメです笑)

是非、トレーニングで自信が付いたらパワーリフティングデビュー戦しましょう!

以上になります!
当パワーフィットスタジオZEROでは、他のフィットネスジムよりもフリーウェイトに特化したフィットネスジムであり、トレーニング中級者以上の満足度の高い良いトレーニング環境となるでしょう!
あと、パーソナルトレーニング指導もしておりますので、スクワット、ベンチプレス、デットリフトをしっかりと学びつつ、他のダンベルやマシン種目なども学んでボディメイクもしたい方にもおススメです。

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初回無料体験や見学、初回無料パーソナルトレーニングにつきましては事前に以下の方法でご連絡をお願い致します
電話番号:080-5140-0679
メールアドレス: postmaster@power-fit-studio-zero.com
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