京王井の頭線浜田山駅近くにある本格的なフリーウェイト特化型ジム、パワーフィットスタジオZEROの義田大峰です。

私の自己紹介とベンチプレスの歴史/推移

私は10年前に上京してからパーソナルトレーナーとしてジムに就職。
8年前に独立して、現在はパーソナルジムとフィットネスジムを経営しています。

ベンチプレスの公式記録はノーギア(ベンチシャツなどを着用しない素の状態)180㎏です。140㎏で10発行います。

私がベンチプレスと出会ったのは高校生の頃です。
当時は柔道部に所属していて、その補強トレーニングとしてウェイトトレーニングを行っていました。
種目はスクワット、ベンチプレス、デットリフト、懸垂、ハイクリーンなどです。
部室の黒板には部員それぞれのMAX重量が記録され、一人でも多く抜こうと柔道練習そのものよりもハマって練習したものです(ウェイトトレーニングが強く、柔道が弱い本末転倒な野郎でした笑)。

左は柔道部を引退したころ、右は社会人でトレーニングを再開してから数年後の写真です。

私のベンチプレスの歴史の推移は、
16歳ベンチプレスと出会ったとき:
40㎏で10回(しかも胸に付けないw)
16歳ベンチプレスを始めて半年後:
100㎏を胸に付けて挙げれた
18歳ベンチプレスを始めて3年後:
高校卒業までに120㎏を挙げた
・・・
そこから暫くさぼって(空手を始めて謎のウェイト不要論に走る)
・・・
22歳久しぶりにベンチを始める:
100㎏だったのが半年で120㎏まで戻る
24歳パワーリフティングと出会った頃:
130㎏で2年間くらい停滞していた、ここまでは一般的なメソッド10回3セットを週2回で鍛えてました。パワーリフティングと出会ったときに鈴木祐輔※師匠と共にエブリデイベンチを実施する
24歳エブリデイベンチで鍛えて半年後
なんと試合で160㎏(+30㎏)を挙げる!
24~30歳まで:
紆余曲折あって150~170㎏付近でさまよう
現在31歳:
試合で180㎏を挙げる
こんな感じです。

※長野県安曇野市にあるBADジムのオーナーで83㎏級でベンチ222.5㎏挙げる化け物です。

ベンチプレスで強くなるために必要なこと

かなり話は断線しましたが、これを読んでいるそこのあなた。
ベンチプレスを強くしたいんでしょ!!

ということで「読んで強くなるベンチプレス」をテーマにしたブログを今後は投稿していきます。

早速ですが、ベンチプレスで強くなるために必要な3つの要素をお伝えします。
1.フォーム
2.トレーニングプログラム
3.栄養管理とケア
この3つです。

↓短い動画ですので先にこの動画を見て、このあとの文章で内容が補完される形になるのでおススメです。

簡単に説明すると、

1.フォーム

フォームは大切で、すべてと言っても過言ではありません。
怪我をしないで対象筋に効かせるフォーム
→自分の骨格にあったフォーム
→重量を扱えるフォーム
の流れで習得していきます。
まずは、怪我や局部的な痛みの出ない、オーソドックスなベンチプレスのフォームを習得することから始めていきましょう。

ベンチプレスのフォームは別記事「ベンチプレスを強くするための道|フォーム編」にて書いていきます。

2.トレーニングプログラム

一般的なものは10回限界回数のものをインターバルを挟んで3セットやる、というものがあり、初級~中級者まで通用するのでまずは10×3プログラムを実践してベースとなる筋肉/筋力を身につけていきましょう。

この際に、筋肥大/筋力向上が目的の場合はインターバルは長めに取りますが、理由としては筋肉内の乳酸を除去してATP(エネルギー)が筋肉に充填されるのを待つためです。
十分にパフォーマンスを発揮できる状態で追い込むことで、筋肉へ”物理的な刺激”が与えられ、それに適応して筋肉が大きく強くなっていきます。
逆に、短いインターバルのときは血中乳酸濃度が高くなり”化学的な刺激”が強くなります。
これは成長ホルモンやホルモン感受性リパーゼの分泌を促すので脂肪燃焼効果(ダイエット効果)は強くなりますので、目的によってインターバル時間を調整していきましょう。
とりあえず強くなりたいならインターバルは長く取って、ガッツリと高重量で追い込むことが大切です。

トレーニングを始めたばかりでしたら、正しいフォームで無理なく10回3セット実施できる重量から初めていきます。
週2回ベンチプレスを実施する場合は、週1回(day1)は10×3を実施して、もう1回の日(day2)では同じ重量で5回に回数を落としてより正確なフォームと挙上スピードを意識する日とします。
そこから、毎週+2.5㎏づつ増やしていきます。
重くなるに従って、1セット目10回できていたのが2セット目で8回、3セット目で7回と減っていくことでしょう。
この3セットの合計回数は25回以上であれば翌週も+2.5㎏重量を増やします
上の例では、1セット目:10回 2セット目:8回 3セット目:7回 計25回のため、翌週は更に+2.5㎏増やしてトレーニングしていきます。
25回より少ない回数であれば同じ重量で翌週も実施していきます。

10×3プログラムで停滞した先のトレーニングプログラムは「ベンチプレスを強くするための道|トレーニングプログラム編」で書きます。

3.栄養管理とケア

筋肉を大きくしたり強くするためには栄養摂取が大切です。
強さと肉体美を両立させる栄養管理方法は、
高糖質(体重×3~4gくらい)
中タンパク質(体重×1.5〜2.0g)
低脂質(体重×1g~50gくらい)
がおススメです。

高糖質にすることでトレーニングパフォーマンス向上や筋分解防止、筋肥大効果を期待できます。
特に、トレーニング前/中/後の糖質摂取に重きをおきます(同時にタンパク質やアミノ酸摂取もします)。
脂質を必要な分(出来れば魚系メイン)だけの摂取を意識することで無駄な体重/体脂肪が落ちていきます。

栄養管理とケアの詳細はまた別記事「高糖質食こそが強くなる秘訣!筋力向上に向いた食事方法について

ベンチプレスを強くするための道|ケア編」にて投稿しました。

まとめ

ベンチプレスを強くするためには、
1.フォーム
2.トレーニングプログラム
3.栄養管理とケア
の3つが大切になります。

まずは怪我をしないフォームを習得して、フォームが極端に乱れない範囲の無難な重量からベンチプレスを実施していきます。
初心者~中級者までは10×3プログラムが有効です。
インターバルは3分以上取るようにしていきましょう。
栄養管理は高糖質中タンパク質低脂質な食事をして、トレーニング前/中/後の栄養摂取に重きを置いていきます。

長くなってしまいましたので、各詳細は別記事にて紹介致します!

ベンチプレスを強くするための道|フォーム編
ベンチプレスを強くするための道|トレーニングプログラム編
ベンチプレスを強くするための道|栄養管理とケア編

引き続き当ジムのブログ、楽しみにしてください。
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