京王井の頭線浜田山駅近くにある本格的なフリーウェイト特化型ジム、パワーフィットスタジオZEROの義田です。
東京都内でパワーリフティング練習もできるコスパの良いフィットネスジムになります。

いよいよ東京都新人パワーリフティング大会の当日が迫ってきました(記事記入時2024年6月8日)。
今回はパワーリフティング大会の準備するものや当日の流れを簡単に説明します。
当ジムからも多数参加しますので、その方達に向けてという意図もあります。

パワーリフティング
筆者のデビュー戦の様子、初めての大会は緊張しますね。
スクワット第一試技は緊張で脚が震えていたのを記憶しています笑

・大会に向けて準備するもの
・大会当日の流れ
・試合(試技)で気を付けたいこと

の流れで説明します。

パワーリフティング大会で準備するもの

試技で使うもの

・靴

指先が分かれているタイプは使えないので要注意。
何足でも大丈夫ですので、スクワットシューズとフラットシューズの二足用意する人もいます。

ハイパーV(要はたび靴)、画像をクリックするとAmazonページが開きます。
コスパの良いウェイトリフティングシューズ、画像をクリックするとAmazonページが開きます。

・ロングソックス

デットリフト時に必要になり、ひざ下までの長さが必要です。
足裏面に滑り止めなど加工のあるものは使用できません。
靴下は指が分かれていても使えますが、たまにコスチュームチェックで勘違いされます(その際は他のスタッフに確認すれば大丈夫)。

SBDのロングソックス、画像をクリックするとSBDのページが開きます。

・ニースリーブ

IPFもしくはJPA公認のものが無難です。

SBDのニースリーブ、履きやすさやサポート力、耐久性に定評があります。画像をクリックするとAmazonページが開きます。

・トレーニングベルト

形状によって使用できない場合があるので、IPFもしくはJPA公認のものが無難です。

トレーニングベルト
筆者のSBDベルト、画像をクリックするとSBDトレーニングベルトのページが開きます。

・シングレット(吊りパン)

パワーリフティングコスチュームです。
地方大会ではスパッツで代用可の場合もありますが、最近ではシングレットのみの大会が増えているので用意するのが無難です。

パワーフィットスタジオZERO
風花スタッフのSBDシングレット。画像をクリックするとSBDのシングレットページが開きます。

・Tシャツ

A7シャツのような背中に滑り止め加工されているものは使用できません。
綿素材のものが無難ですし、色々なジムやメーカーがシャツを販売しているのでそれを使うのが無難です。

パーソナルトレーナー
当パワーフィットスタジオZEROのTシャツです。カッコイイ/かわいいでしょ?

・リストラップ

IPFもしくはJPA公認のものが無難です。

SBDのリストラップ、画像をクリックするとAmazonページが開きます。フレキシブルは柔らかめな素材となり、初心者/上級者問わず使いやすいです。

・液体チョーク

松脂が入っていないものを使いましょう。

液体チョーク、画像をクリックするとAmazonページが開きます。

あった方が断然いいもの

・筆記用具

試技カード記入に使いますので、無いと不便になります・・・。

・飲み物類/食べ物類

スポーツドリンク、ミネラルウォーター、カフェイン飲料、ゼリー飲料、おにぎり/バナナや麺類などの軽食になります。
筆者の場合は水抜きしているので検量後はスポーツドリンクと水をがぶ飲みして、しばらくしてから固形物を摂るようにしています。
カフェイン飲料はスクワットのウォームアップ前、デットリフトのウォームアップ前の2回のタイミングで摂取しています。

水抜き
筆者の検量後のリカバリーの様子笑
画像をクリックすると記事「競技のための水抜きについて」が開きます。

・ウォームアップ用グッズ

私の場合はフォームローラー、ゴムバンド、ソフトボールなどを持参しています。

パワーリフティング大会当日の流れ

・事前に大会日程を確認する

まず、エントリー表を確認して「検量時間」と「競技開始時間」を確認しましょう。
会場入りは検量時間よりやや早めに行って検量室の場所を把握しておきます。
出来れば検量までにスクワットとベンチプレスのラック高を測っておきたいので、会場に設置してあるラックを使ってラック高を測定します。

・検量(事前にラック高を測定)

検量室前に待機して自分の名前を呼ばれたら入室します。
検量をパスできたら、スクワット/ベンチプレス/デットリフトのそれぞれの第一試技とラック高を申告します。
その後、試技カードを受け取りますので試技カードに必要情報を記入しておきます(8枚ほど書いておけば大丈夫でしょう)。

パワーリフティング大会
どこかの三富レスラーは検量呼び出し時におらず、水抜き後のリカバリーが15分間ほど遅れました笑皆さまお気を付けください。

・コスチュームチェック

検量が終わったらコスチュームチェックを実施します。
先ほど紹介した「試技で使うもの」を持って、コスチュームチェック受付に行ってコスチュームチェックを受けます。
復唱すると、シングレット、Tシャツ、トレーニングベルト、ニースリーブ、リストラップ、靴、ロングソックスになります。

・スクワットのウォームアップ

競技開始時間30分前くらいになったらウォームアップエリアに移動してスクワットのウォームアップを行います。
おススメは最終アップ(第一試技前に行うアップ)は自身の試技開始の5~10分くらい前だとベストです。

いざ、スクワット試技!3試技まで

・ベンチプレスのウォームアップ

スクワット終了後、水分や食事などで割としっかり栄養を補給することをおススメします(ベンチプレスは腹圧による吐き戻しがないため笑)。
併せてフォームローラーなのでケアしてベンチプレス試技に備えます。
自身のデットリフト試技の20~30分前になったらウォームアップエリアでベンチプレスのウォームアップを行います。
これも同様に最終アップを自身の試技開始の5~10分前くらいに実施出来るとベストです。

いざ、ベンチプレス試技!3試技まで

・デットリフトのウォームアップ

いよいよ最後のデットリフトです。
ベンチプレス終了後、ケアなど実施してデットリフト試技に備えます。
自身のデットリフト試技の30分前になったらウォームアップエリアでデットリフトのウォームアップを行います。
これも同様に最終アップを自身の試技開始の5~10分前くらいに実施出来るとベストです。

いざ、デットリフト試技!3試技まで、そして全試技終了になります。
お疲れ様でした♪

パワーリフティング
デットリフト第三試技はトータル記録や順位も決まるため一番盛り上がります!

パワーリフティング試技で気を付けること

・各種目の第一試技の重量は軽めに設定

全部で3試技出来るので第一試技は無理のない重量を設定しましょう。
パワーリフティングのルール上、第一試技で申告した重量以下には出来ないため気を付けましょう。
とくにスクワットのしゃがみの深さ判定基準が若干バラつきがあるので、第一試技は確実にしゃがめる重量にしましょう。
初めての大会では、会場の臨場感や審判や観客に見られながら試技をするので控えめに言って緊張します笑
そこで挙がるか分からない重量を設定すると緊張に拍車が掛かってしまいます!
第一試技王者みたいな表彰はありませんので、第一試技は最終アップのつもりで無理なく実施していきましょう。

例えば、スクワットやベンチプレスの記録が良くても、デットリフトで一試技も成功せずに失格した場合、スクワットやベンチプレスの記録もなしになります・・・。

・自分の試技の順番を確認して、自分の出番前に試技エリア入り口に居ること

試技はグループ内の重量順に実施していきます。
自分の順番を把握して、自分の出番が近づいたら試技エリア入り口に近いところに並びましょう。

・各種目のコールをしっかり聞いて試技すること

バーイズローデット!の掛け声と共に入場します。
持ち時間は1分間ですが、オーバーすることはほぼ無いでしょう。
スクワットは「スクワット!」の合図まで、ベンチプレスは「スタート!」の合図まで、デットリフトは「ダウン!」の合図までに1分間以内であればOKです。

・スクワット

バーベルを担いで一歩下がり、足幅を整えて顔を正面に向けると「スクワット!」の合図が掛かる※ので、その合図後にスクワット動作を行い静止し「ラック!」の合図でラックに戻します。
※顔を正面に向けない場合、少し遅れてスクワット!の合図が掛かります。

・ベンチプレス

バーベルをラックから外して静止(肘を伸ばすこと、お尻をシートにつけることも忘れずに)で「スタート!」の合図が掛かるのでバーベルを降ろして胸についたところで静止します。
その後「プレス!」という合図で挙げて肘を伸ばして静止、「ラック!」という合図を聞いてからラックに戻します。

・デットリフト

デットリフトはシンプルで、バーベルを挙げ切ったところで肩を返して(胸を少し張るイメージ)静止すると「ダウン!」という合図が掛かるのでそれを聞いてから降ろして床に置きます。
降ろしの際に手を離したり、あまりに乱暴に降ろすとコントロール出来ていないと判定されて失敗になりますので気を付けましょう。

・第一試技、第二試技終了時はすぐに試技カードを提出すること

試技終了後、すぐに次の試技重量を試技カードに書いて申告します。
1分以内というルールがありますので、早めに提出しましょう。
(地方大会では厳密に1分以内ではないですが、やはり早めに提出しましょう)

・全試技終了後、しばらくすると表彰式、もしくは表彰状を貰える

全試技終了後にすぐ帰らずに、表彰台出場や表彰状を受け取ることを忘れないようにしましょう。
最近は成績に関わらず、参加者全員に挙上記録の表彰状を受け取れる機会が増えてきました。

・しっかり自分の荷物をまとめて忘れ物がないようにする

帰るまでがパワーリフティングです。
パワーリフティング大会ではトレーニングベルト、ニースリーブ、リストラップ、シングレットなど割と高価な道具(総額5~7万円くらい?)を持っていくので、忘れないように気をつけてください。
忘れ物の処理は大変なので、運営にも迷惑かけないように心がけましょう!

日本パワーリフティング協会、ルール紹介ページ↓

https://www.jpa-powerlifting.or.jp/rules-members.php

まとめ

パワーリフティング大会に持っていくものは、
シングレット、トレーニングベルト、ニースリーブ、リストラップ、靴、ロングソックス、Tシャツになります。
筆記用具、飲み物/食べ物、ウォームアップグッズを持って行った方がいいでしょう。

パワーリフティング大会の流れは、ラック高測定→検量(ラック高、第一試技も申告)→コスチュームチェック→スクワットウォームアップ→スクワット3試技→ベンチプレスウォームアップ→ベンチプレス3試技→デットリフトウォームアップ→デットリフト3試技→表彰になります。

是非、この記事を参考にして円滑にパワーリフティング大会に参戦出来ればと思います。

以上になります!
当パワーフィットスタジオZEROでは、他のフィットネスジムよりもフリーウェイトに特化したフィットネスジムであり、トレーニング中級者以上の満足度の高い良いトレーニング環境となるでしょう!
あと、パーソナルトレーニング指導もしておりますので、スクワット、ベンチプレス、デットリフトをしっかりと学びつつ、他のダンベルやマシン種目なども学んでボディメイクもしたい方にもおススメです。

49歳喜多様、5ヶ月間で体重-12kg、体脂肪率-16.2%、ウェスト-25.5cm!

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初回無料体験や見学、初回無料パーソナルトレーニングにつきましては事前に以下の方法でご連絡をお願い致します
電話番号:050-5362-7586
メールアドレス: postmaster@power-fit-studio-zero.com
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