京王井の頭線浜田山駅近くにある本格的なフリーウェイト特化型ジム、パワーフィットスタジオZEROの義田です。
東京都内でパワーリフティング練習もできるコスパの良いフィットネスジムにもなります。
2025年4月13日にビジネスマン格闘技団体CHANGEにてキックボクシングの試合に出場させて頂きました。
CHANGEはビジネスマンの挑戦の場として格闘技のリングを提供しており、しっかりと安全面に配慮された格闘技イベントです。
(参加者は本業で活躍されている方々で、本業に悪影響がないように配慮されております笑)

「俺とやるか?」
ということで、今回は義田トレーナーがキックボクシング試合に参戦してみて感じたこと、試合調整に必要なこと、こうすればもっと良かった!などを徒然なるままに書いていきます♪
義田トレーナーの格闘技来歴
私が格闘技の素人だったらオファーを断っていましたが、多少心得があったので出場してみよう!となりました。
柔道2年半:15~18歳
フルコンタクト空手7年:19~24歳、35歳~現在36歳
キックボクシング1年:30~31歳
になり、戦い方としてはフルコンタクト空手ベースでキックボクシングルールに適応していく感じです。

格闘技に関係なしで言えば筋トレ、パワーリフティング、ハーフマラソンくらいですね。
意外と持久力系も好きな感じです。

キックボクシングの試合調整と帯状疱疹、選択と集中
言い訳するのもあれですが(試合に勝ったからいいか笑)
3月上旬(試合の一か月前)に帯状疱疹になり、1週間完全養生、2~3週間はリハビリメニュー、残り1週間で調整した感じです。
帯状疱疹とは
筆者は過去に水ぼうそうに罹ったことがあり、水ぼうそうウィルスは一生涯体内に潜伏しています。
ストレスや疲労によって免疫力が低下すると、潜伏していたウィルスが活性化して帯状疱疹になりことがあります。
筆者の場合、右脇腹~背中にかけて発症し、神経痛を伴う激痛に悩まされました。
左右のどちらかのみに湿疹が出るのも帯状疱疹の特徴です。
しっかりと治さないと長期的に神経痛が残る後遺症(帯状疱疹後神経痛)になる怖い皮膚病です。
ですが、早めに抗ウィルス剤を摂取して安静にしていれば良くなる病気でもあります。

身体の左右どちらかに痛みを伴う帯状の湿疹があったらすぐに皮膚科にいきましょう!
ということで、絶対安静をして残った試合の日まで取捨選択をして免疫力を下げないようにしました。
一見、トレーニングや格闘技練習は免疫力向上に働きそうですが、運動直後は免疫力が低下しますし激しい運動ほど免疫力低下のリスクが高まります。
トレーニングと免疫力の関係やサプリメント類については過去記事筋トレと健康のための「グルタミン」活用術を参考にしてみてください。
キックボクシング試合までの優先順位
帯状疱疹の再発防止のため、限りある免疫力を有効に使うため以下のことを意識しました。
・実戦練習はマススパーやライトスパーを多めに、最低限の本気スパーリング
試合は動く人間を相手にするためスパーリング(=対人実戦練習)は必須です。
マススパーとは軽く触れる程度に殴り合うイメージ、ライトスパーは軽く殴り合うイメージで本気のスパーリングは本気で殴り合うことです笑
試合本番はお互い本気で殴り合うため、一般的に試合1か月くらい前から強めのスパーリングをしていきます。
パワーリフティングで言えば大会に向けて、徐々に試合形式で高重量を扱っていくイメージです。
今回は免疫力温存のため大半をマススパーやライトスパー、1回だけやや本気のスパーリングを実施しました。
あと、対人練習出来ない自主練習ではシャドー(相手を妄想して戦うトレーニング)を多く実施しました。

・効率的なスタミナトレーニングエアロバイクHIITの実施
スタミナは試合において重要な要素ですが、心肺を追い込むため免疫力低下に繋がります。
ですので種目を絞って実施しました。
当ジムにあるパワーマックスを使用したエアロバイクHIITを実施しました。
試合でよくある事例として、乳酸が蓄積して動けなくなることがあります。
HIITではLT値(乳酸性作業閾値)の向上によって、試合で動ける身体作りに繋がります。
過去記事「東京都内でパワーマックスのあるジムを紹介!パワーマックスの活用方法も伝授」を参考にしてみてください。

高価な備品のため置いてあるジムは少ないです・・・。
・最低限のストレングストレーニング
筋トレやフィジカルトレーニングのことですが、帯状疱疹になる以前から実施していて貯筋もあるため試合前は衰えない程度のボリュームでトレーニングをしました。
優先して実施した種目は、フロントスクワット(セーフティーバースクワット)、ヘクスバーデットリフト、ブルガリアンスクワット、インクラインベンチプレス、オーバーヘッドプレス、ランドマインプレス、クリーンになります。

ハイクリーンの導入にオススメなハイプル。
あらゆる競技で通用する瞬発力を鍛えることのできるオススメ種目です。
ちなみにキックボクシングの試合結果は?
結論からいうと勝ちました!
対戦相手は地下格闘技の総合格闘技ルール(MMA)の出場経験のある方です。
対戦後に過去の試合動画を観ましたが、パンチ力と攻撃力のある印象でした。

試合時間は90秒2ラウンド制、2ラウンド目でダウンを取ってフルマーク判定勝ち(3-0)でした。
序盤は相手のパンチでかなり攻められるシーンがありましたが、パンチに対して前蹴りやローキックなど有効に使い、2ラウンド目からスタミナの差で圧倒したというのが勝ちのポイントだと思います。
正直言ってキックボクシングは練習不足でしたが、普段からのストレングストレーニング、エアロバイクでのHIITが良かったと思います!
しかし、結構パンチを貰ったり、動画を観返すと「動けていないな」感が半端なく、次回出場するときはもっとカッコよく戦いたいです!
キックボクシングの試合に勝つためには・・・
筆者はキックボクシング経験の浅いアマチュア選手ですが、一人前にアドバイスします!
・まず何よりもキックボクシングのスパーリングをやろう!
以前濱田トレーナーの記事で代表性について書いてありましたが、試合と同じ条件での練習が必要です。
キックボクシングの試合ではお互いリングの上で倒し合います。
そうなると必然的に強い強度のスパーリングは必須となります。
ただ、怪我やダメージのリスク、心理的な負担(要は怖いからやりたくない!笑)も大きいため試合など目標が定まってから実施すると良いでしょう。
個人的には強い殴り合いは首、背中あたりが衝撃に耐えようとガチガチに固まるため、私生活やトレーニングにマイナスを感じています。
オフシーズンではマススパーなどで、落ち着いて軽い殴り合いをして癖を治したり動き/技のバリエーションを増やしたり、より効率の良い動きをイメージしていくと良いでしょう。
また、シャドーやサンドバック打ちでは実戦を意識して実施することで、一人練習でも対人スキルが向上します。
参考になる記事「代表性」からパワーリフティングのピリオダイゼーションを再考する
・パワーマックスのHIIT凄い!
誰しもがスタミナの課題に直面しますが、私の中でエアロバイクHIITが大のお気に入りです。
週2回しっかりと実施すれば効果ありますし、トレーニングの成果が数値で分かるので目標設定/モチベーション管理もしやすいです。
格闘家は一般的にロードワークでスタミナ強化を図りますが、足首や膝の消耗もあるため走り過ぎると格闘技練習への影響も懸念されます。
ただし、走ることでフットワーク強化に繋がるのも確かなので、ロードワークとエアロバイクHIITを組み合わせるのが良さそうです。
・首を鍛えておくと良かったかも
試合後に首がかなり痛くなり、数週間ぐらい違和感あったので首を鍛えとかないといけないと実感しました。
理想的な首のポジション(チンイン)はトレーニングにおいても重要です。
チンインを意識しながら、首深層部の筋肉を活性化しつつ少しずつ首に負荷を掛けるのが良さそうです。
・MOVを習いたい!
最適な動きのための考え方やエクササイズ、プログラムなどがあり、今濱田トレーナーが学んでいます。
どこかのタイミングで習って格闘技に還元出来ればと思います。
「ムーブメント」「ストレングス」「プライオメトリクス」の要素から学べるので、トレーナー/空手指導にもなんか良さそうです。
まとめ
以上がトレーナーである筆者がキックボクシングの試合に出場してみての感想、併せて試合調整に必要なこと、反省について徒然なるままに書いてみました。
個人的には鍛えた身体であらゆることに挑戦していきたいため、引き続き多方面への関心を持って生きていきます!
以上になります!
当パワーフィットスタジオZEROでは、他のフィットネスジムよりもフリーウェイトに特化したフィットネスジムであり、トレーニング中級者以上の満足度の高い良いトレーニング環境となるでしょう!
あと、パーソナルトレーニング指導もしておりますので、スクワット、ベンチプレス、デットリフトをしっかりと学びつつ、他のダンベルやマシン種目なども学んでボディメイクもしたい方にもおススメです。


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